健保ニュース
健保ニュース 2024年11月上旬号
都道府県連合会
効果的なデータヘルス推進実務者研修会
東京会場でグループディスカッション
東京、愛知、大阪、広島の4連合会が主催する「2024年度効果的なデータヘルス推進のためのコラボヘルスの実践に向けた実務者研修会」は、10月21日に東京会場のグループディスカッションを開催した。同研修会のグループディスカッションには、132組合が参加申込しており、同日は午前と午後の部を合わせて39組合が参加した。
研修会は、保健事業に関わる実務者を対象に効果的なコラボヘルスの実践方法等について、健保組合間でのノウハウなどを共有するとともに暗黙知を形式知化することを目的に開催している。
研修内容は、①基礎研修動画②グループディスカッション─の2部構成となっており、①は、古井祐司講師(東京大学未来ビジョン研究センター特任教授)の「効果的な保健事業の実現に向けて─コラボヘルス、データ利活用のポイント─」および「コラボヘルス推進のための事業主との連携やデータ共有・利活用における工夫に関する事例紹介」の講演や、単一健保組合および総合健保組合のコラボヘルスの好事例などで構成している。
②は「東京」、「愛知」、「大阪」、「広島」のエリア別での対面とオンラインによるWEB会議形式で、保健事業の実効性を高めるための事業主との連携、事業主とのデータ共有・利活用の取り組み内容や工夫等に関して健保組合担当者同士の意見交換を実施。21日の東京会場では、事業主の担当者もオブザーバーとして参加し、各健保組合の取り組み事例を披露した。