健保ニュース 2024年7月中旬号

医療保険関係の厚労省人事
榊原氏が医療保険担当審議官
保険課長に佐藤氏が就任

厚生労働省の5日付の人事異動で、大臣官房審議官（医療保険担当）に榊原毅大臣官房付（内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付）併任、デジタル庁統括官付審議官併任）が、大臣官房審議官（医療介護連携、データヘルス改革担当）に神ノ田昌博環境省大臣官房環境保健部長が就任した。

前任の日原知己大臣官房審議官（医療保険担当）は社会・援護局長に就任。須田俊孝大臣官房審議官（医療介護連携、データヘルス改革担当）は辞職し、国立研究開発法人国立がん研究センター理事長特任補佐に就任する予定。

保険局人事では、保険課長に佐藤康弘社会保障財政企画官（大臣官房会計課併任、政策統括官付政策統括室併任）が就任し、前任の山下護保険課長はこども家庭庁支援局総務課長に出向する。

総務課長には姫野泰啓医政局総務課長（医政局医療経理室長併任）、国民健康保険課長には唐木啓介大臣官房付、医療介護連携政策課長（医政局併任、老健局併任）には山田章平健康・生活衛生局難病対策課長、医療課長には林修一郎医政局医事課長（死因究明等推進本部事務局参事官併任）、医療課医療指導監査室長には町田宗仁国立保健医療科学院公衆衛生政策研究部長が就任。

前任の池上直樹総務課長は内閣官房内閣参事官（内閣感染症危機管理統括庁）に出向する。

笹子宗一郎国民健康保険課長は健康・生活衛生局感染症対策部企画・検疫課長、竹内尚也医療介護連携政策課長（医政局併任、老健局併任）は社会・援護局保護課長、眞鍋馨医療課長は大臣官房厚生科学課長に就任した。

諸冨伸夫医療課医療指導監査室長は法務省矯正局矯正医療管理官に出向する。（保険課長の略歴は次のとおり。敬称略）

▽保険課長　佐藤康弘（さとう・やすひろ）

平成13年一橋大学経済学部卒。厚生労働省老健局総務課長補佐、大臣官房総務課広報室長、大臣官房人事課秘書官事務取扱を経て令和5年9月から社会保障財政企画官（大臣官房会計課併任、政策統括官付政策統括室併任）。千葉県出身。46歳。