健保ニュース
健保ニュース 2024年7月中旬号
7月5日付・厚労省人事異動
事務次官に伊原氏を登用
鹿沼保険局長、森光医政局長
武見敬三厚生労働相は6月28日の閣議後記者会見で、7月5日付で発令される同省局長級以上の人事異動を明らかにした。
厚労事務次官に伊原和人氏(保険局長)を登用。厚労審議官の田中誠二氏、医務技監の迫井正深氏、大臣官房長の村山誠氏、健康・生活衛生局長の大坪寛子氏、医薬局長の城克文氏、職業安定局長の山田雅彦氏、政策統括官(統計・情報システム管理、労使関係担当)の森川善樹氏、中央労働委員会事務局長の奈尾基弘氏は留任する。
保険局長は鹿沼均氏(政策統括官(総合政策担当))、医政局長(死因究明等推進本部事務局長併任)は森光敬子氏(大臣官房危機管理・医務技術総括審議官)、老健局長は黒田秀郎氏(大臣官房総括審議官)、年金局長は間隆一郎氏(老健局長)、労働基準局長は岸本武史氏(人材開発統括官)、雇用環境・均等局長は田中佐智子氏(高齢・障害者雇用開発審議官)、社会・援護局長は日原知己氏(大臣官房審議官(医療保険担当))が務める。
人材開発統括官に堀井奈津子氏(雇用環境・均等局長)、政策統括官(総合政策担当)に朝川知昭氏(社会・援護局長)、大臣官房総括審議官に宮崎敦文氏(大臣官房審議官(総合政策担当))、大臣官房危機管理・医務技術総括審議官に佐々木昌弘氏(健康・生活衛生局感染症対策部長)、国立保健医療科学院次長に浅沼一成氏(医政局長(死因究明等推進本部事務局長併任)、東京労働局長に富田望氏(大臣官房総括審議官(国際担当))が就いた。
橋本泰宏氏(年金局長)は内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)に出向が決まった。
また、大島一博氏(厚労事務次官)、鈴木英二郎氏(労働基準局長)は辞職する。
武見厚労相は今回の局長級以上の幹部職員の人事異動について、「厚生労働行政は、パンデミックにおける様々な制度上の課題を大きく再構築していく1つの歴史的な転換期にある」との考えを示したうえで、「重要な役割を果たせる方に重要な役割を担ってもらうことを期待している」と言及した。