健保ニュース
健保ニュース 2024年4月上旬号
がん対策推進パートナー賞
ポーラ・オルビスグループ健保が表彰
厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」は3月1日、優れた取り組みを行ったがん対策推進パートナー賞4社、厚生労働大臣表彰(最優秀賞)1社を顕彰し、がん対策推進パートナー賞の「検診部門」にポーラ・オルビスグループ健保組合を表彰した。
最優秀賞は株式会社ファンケル、がん対策推進パートナー賞の「治療と仕事の両立部門」はライオン株式会社、「情報提供部門」はSOMPOひまわり生命保険株式会社、「中小企業部門」は葵機工株式会社が受賞した。
ポーラ・オルビスグループ健保組合は、コラボヘルスを重視した取り組みを実践し、▽がん検診と定期健診との同時実施▽就業時間内の受診─といった実施体制に加え、ネットワーク検診システムを活用した未受診者への早期受診勧奨を推進する。
また、▽受診に要する交通費の支給▽被扶養者と被保険者の同一費用補助─など加入者の負担軽減を図るとともに、がん検診による早期発見の重要性を伝え、受診率向上に取り組む。
健康管理センターの保健師が本社の若年者と面談するなど、子宮がん検診の重要性を伝える取り組みも評価された。
「がん対策推進企業アクション」は平成21年度に始動。職域におけるがん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、がんと前向きに取り組む社会気運を醸成し、がん検診の受診率60%以上をめざす。
パートナー登録を行った企業・団体(約5000)に向け、普及啓発ツールや研修機会、事例等を提供し、従業員に対するがん検診の普及啓発やがん患者・がん経験者への就労支援等を推進する。同表彰は、パートナー企業・団体が取り組む▽がん検診の普及啓発▽がんの正しい知識の提供▽治療と仕事の両立─などの取り組みを表彰するもの。
がん対策推進優良企業
68健保組合を表彰
厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」はこのほど、職域でがん対策に積極的に取り組む令和5年度「がん対策推進優良企業」を公表した。
優良企業として表彰された302企業・団体のうち、健保組合は68組合だった。(がん対策推進優良企業に表彰された健保組合は、次のとおり。50音順)
▽IHIグループ▽アイフル▽アボット▽アルバック▽植木組▽NDS▽愛媛銀行▽エプソン▽大阪港湾▽大沢▽オリックスグループ▽花王▽共愛会▽京都中央信用金庫▽京葉ガス▽公庫関係▽神戸機械金属▽国際興業▽五洋建設▽三洋化成工業▽サンヨー連合▽シーイーシー▽滋賀県農協▽資生堂▽ジャパンディスプレイ▽すかいらーくグループ▽住友ファーマ▽全日本空輸▽第一三共グループ▽大真空▽大同特殊鋼▽宝グループ▽宝塚歌劇▽タカラベルモント▽田辺三菱製薬▽蝶理▽東芝▽東洋機械金属▽豊島▽豊田合成▽長瀬産業▽名古屋文具紙製品▽西川ゴム工業▽日本新薬▽日本赤十字社▽日本特殊陶業▽PwC▽兵庫トヨタ自動車▽平田機工▽フジクラ▽富士ソフト▽富士通ゼネラル▽ブラザー▽古河電工▽文化学園▽ポーラ・オルビスグループ▽北海道医療▽北海道電力▽北海道農業団体▽ホトニクス・グループ▽マツキヨココカラ&カンパニー▽ミツトヨ▽矢崎▽ヤマトグループ▽雪印メグミルク▽ユニーグループ▽吉野工業所▽リズム