健保ニュース
健保ニュース 2023年7月中旬号
7月4日付・厚労省人事異動
医務技監に迫井氏を登用
大島事務次官、伊原保険局長は留任
加藤勝信厚生労働相は6月27日の閣議後記者会見で、7月4日付で発令される同省局長級以上の人事異動を公表した。
厚労審議官に田中誠二氏(職業安定局長)、医務技監に迫井正深氏(内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:新型コロナウイルス等感染症対策推進室長)、大臣官房長に村山誠氏(雇用環境・均等局長)を登用。
厚労事務次官の大島一博氏、保険局長の伊原和人氏、医政局長の榎本健太郎氏、年金局長の橋本泰宏氏、労働基準局長の鈴木英二郎氏、大臣官房総括審議官(国際担当)の富田望氏、大臣官房危機管理・医務技術総括審議官の浅沼一成氏は留任する。
老健局長は間隆一郎氏(大臣官房総括審議官)、医薬・生活衛生局長は城克文氏(大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官)、健康局長は大坪寛子氏(大臣官房審議官(医政、精神保健医療担当))、職業安定局長は山田雅彦氏(大臣官房長)、雇用環境・均等局長は堀井奈津子氏(大臣官房高齢・障害者雇用開発審議官)、社会・援護局長は朝川知昭氏(大臣官房審議官(総合政策、年金担当))が務める。
人材開発統括官に岸本武史氏(政策統括官(統計・情報政策、労使関係担当))、政策統括官(総合政策担当)に鹿沼均氏(大臣官房付、併任:内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:全世代型社会保障構築本部事務局審議官)、政策統括官(統計・情報システム管理、労使関係担当)に森川善樹氏(中央労働委員会事務局審議官(審査担当))、大臣官房総括審議官に黒田秀郎氏(内閣官房内閣審議官(内閣総務官室))が就いた。
中村博治氏(政策統括官(総合政策担当))は、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:新型コロナウイルス等感染症対策推進室長に出向が決まった。
また、小林洋司氏(厚生労働審議官)、佐原康之氏(健康局長)、八神敦雄氏(医薬・生活衛生局長)、川又竹男氏(社会・援護局長)、大西証史氏(老健局長)は辞職。福島靖正氏(医務技監)は7月3日限りで退職する(勤務延長期限到来)。
加藤厚労相は今回の人事異動について、▽新型コロナウイルス感染症への対応▽マイナンバーカード関連サービスの誤登録等の事案への対応▽人口構造や社会経済状況の変化にも対応した全世代型社会保障制度の構築に向けた取り組み─などを推進していくために、それぞれの担当業務において力強くリーダーシップを発揮してもらえる人材を配置したとの考えを説明した。