健保ニュース
健保ニュース 2023年5月下旬号
─水戸市内でラッピングバス運行─
茨城連合会が後発品使用促進でコラボ
健保連茨城連合会は4月28日から、協会けんぽ茨城支部、茨城県、水戸市と連携し、後発医薬品の使用を呼びかけるバス広告を開始した。
広告は、茨城交通の路線バスに掲出。水色を基調とした車体に薬剤師や患者などのキャラクターを配し、「効き目は同じで低価格、安心のお薬」といった謳い文句で後発品のメリットをPR。人の流れが特に多い水戸市内の路線を運行することで、多くの加入者への周知を図る。
この取り組みは、政府が「骨太の方針2021」において「後発品の数量割合を令和5年度末までに全都道府県で80%以上」と掲げた目標を踏まえ、さらなる普及と医療費の節減をめざし実施するもの。県内の保険者と行政が連携することで、相乗効果を狙う。
同連合会の鈴木俊彦常任理事兼事務局長は、「多くの加入者に後発品が認知され、使用率の向上につながってほしい」と期待した。ラッピングバスは、8年3月まで運行予定。