健保ニュース 2022年4月上旬号

がん対策推進優良企業
令和3年度　71健保組合が表彰

厚生労働省の「がん対策推進企業アクション」は3月18日、職域でのがん対策に積極的に取り組む令和3年度の「がん対策推進優良企業」が決定したことを明らかにした。表彰された219企業・団体のうち、健保組合は71組合だった。

がん対策推進企業アクションは、女性の社会進出や定年延長等により働くがん患者が増えるなか、企業・団体等とともにがん検診の受診率50％以上への引き上げと、がんになっても働き続けられる社会の実現をめざして平成21年度に始動した国家プロジェクト。令和3年4月現在、プロジェクトの趣旨に賛同する約3500の企業・団体が推進パートナーとして登録し、従業員に対するがん検診の普及啓発やがん患者・がん経験者への就労支援等に取り組んでいる。

平成27年度から、総合的にがん対策が進んでいる企業・団体に「厚生労働大臣賞」を、検診部門や治療と仕事の両立部門など、各部門において積極的に取り組んでいる企業・団体に「がん対策推進パートナー賞」を選出し表彰していたが、令和2年度にがん対策推進優良企業表彰制度を新設。①がん検診受診率に関するアンケートを3年連続回答②従業員へのe-ラーニング推奨③従業員へのがん教育実施④企業コンソーシアム主催のセミナー等へ複数回以上参加─の4つの条件のうち、いずれか1つを満たす推進パートナー企業・団体が表彰の対象となる。（がん対策推進優良企業に表彰された健保組合は、次のとおり。50音順）

▽IHIグループ
▽愛知県情報サービス産業
▽あおみ建設
▽伊藤忠連合
▽植木組
▽NDS
▽エプソン
▽大阪府信用金庫
▽大沢
▽オムロン
▽オリンパス
▽カネカ
▽北日本銀行
▽キヤノン
▽共愛会
▽グリコ
▽京葉ガス
▽公庫関係
▽合同製鐵
▽国際興業
▽コニカミノルタ
▽五洋建設
▽三協・立山
▽三洋化成工業
▽シーイーシー
▽島津製作所
▽昭和飛行機
▽すかいらーくグループ
▽第一三共グループ
▽大同特殊鋼
▽大日本住友製薬
▽TAIYO
▽宝グループ
▽タカラベルモント
▽田辺三菱製薬
▽蝶理
▽デンソー
▽東京ドーム
▽東芝
▽東洋機械金属
▽豊田自動織機
▽名古屋文具紙製品
▽日工
▽日本赤十字社
▽日本特殊陶業
▽日本飛行機
▽日本ピストンリング
▽野村
▽PwC
▽兵庫トヨタ自動車
▽福井銀行
▽福島銀行
▽不二サッシ
▽富士ソフト
▽富士通ゼネラル
▽ブラザー
▽古河電工
▽文化学園
▽ベネッセグループ
▽北海道医療
▽北海道電力
▽ホトニクス・グループ
▽ミツトヨ（母体企業と連名）
▽矢崎
▽ヤマトグループ
▽雪印メグミルク
▽雪の聖母会
▽吉野工業所
▽レイズネクスト
▽ロイヤルホテル
▽ローソン