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健保ニュース

健保ニュース 2021年12月上旬号

長年の功績たたえ
健保組合関係者55名表彰
令和3年度厚生労働大臣表彰

厚生労働省は11月18日、「令和3年度健康保険組合関係功績者厚生労働大臣表彰」の受賞者55名を表彰した。今年度も昨年度と同様に新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から表彰式を中止し、表彰状の発送をもって表彰に代えた。

表彰に当たり後藤茂之厚労相は祝辞を寄せ、長年にわたり健保組合の運営に携わり、その発展に尽力してきた受賞者に対し敬意と謝意を表すとともに、「今後とも、これまで培われた豊富な知識と経験を大いに生かし、充実した予防・健康づくりをはじめとした、健康保険組合の安定的な運営のための取り組みに力を発揮していただくことを期待しています」と激励した。(後藤厚労相からの祝辞は次のとおり)

厚生労働大臣祝辞
長年の組合運営に敬意と謝意
後藤茂之厚労相

今回、表彰を受けられる皆様に、心よりのお祝いを申し上げます。
 従業員と事業主が協力して運営する健康保険組合は、現在約2900万人の加入者の健康を支えるとともに、国民皆保険の維持・発展のために大きな役割を発揮していただいています。

表彰を受けられる皆様方は、長年にわたり、健康保険組合の運営を担い、その発展のため御尽力いただいております。その功績は組合の運営を担う方々の模範となるものであり、深く敬意と謝意を表します。

わが国の医療保険制度は、国民が良質な医療を受けられ、長寿を全うできる社会の基盤として、着実に発展してまいりました。

しかしながら、近年急速に進展する高齢化や医療の高度化の影響などにより、医療費は増加し続けております。

こうした状況のなかでも、将来にわたり国民皆保険を堅持するためには、加入者1人ひとりの健康寿命の延伸をめざした予防・健康づくりの取り組みを推進し、活力ある社会を維持していくことが重要であると考えております。

健康保険組合には、かねてより、特定健診・保健指導をはじめ様々な保健事業に取り組んでいただいており、近年では、ICTを活用した保健事業の実施などにも力を入れていただいています。

皆様には、今後とも、これまで培われた豊富な知識と経験を大いに生かし、充実した予防・健康づくりをはじめとした、健康保険組合の安定的な運営のための取り組みに力を発揮していただくことを期待しています。

最後に皆様の益々の御健勝をお祈りいたしまして、甚だ略儀ではありますが、書中をもちまして御祝詞とさせていただきます。

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