健保ニュース
健保ニュース 2021年3月下旬号
健保連が第510回理事会を書面審議
2年度交付金など8議案を了承
健保連は12日に予定していた第510回理事会を新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面審議で行い、令和2年度組合財政支援交付金の交付や3年度社会保険診療報酬支払基金との契約など8議案について、いずれも原案どおり了承した。議決日は18日。
2年度組合財政支援交付金は、健保組合からの申請書類や委員によるヒヤリングの結果を踏まえ審査を行った結果、22健保組合に64億4194万6千円を交付することを決定した。
3年度社会保険診療報酬支払基金との契約については、審査支払事務手数料を前年度と同額の年間平均59.90円に据え置くなどの内容で、契約締結にあたっての支払基金と厚生労働省への要請事項についても了承。
支払基金との社会保障・税番号制度の中間サーバー等情報連携事務およびオンライン資格確認等事務に関する3年度契約は、別建ての契約を一本化したうえで、運営・保守に要する運営負担金の加入者1人当たり月額単価を1円51銭(中間サーバー等情報連携事務29銭、オンライン資格確認等事務1円22銭)と設定した。