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健保ニュース 2020年10月上旬号

第208回臨時総会
宮永会長 現役世代負担軽減へ改革を実現
コロナ対応で健保組合に財政支援を

健保連は9月24日、東京千代田区の東京国際フォーラムで第208回臨時総会を開催した。4月の健保連会長就任以降、初めてあいさつに立った宮永俊一会長は、新型コロナウイルスの感染拡大による陽性者数の増加、経済の低迷、全世代型社会保障検討会議の最終報告の取りまとめの延期など、この半年間を振り返ったうえで、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に入り始めて高齢者医療費が急増する「2022年危機」に備えるには、来年の通常国会への法案提出が最後のチャンスと指摘。年末の最終報告に向けて、昨年末の中間報告で方向性が示された後期高齢者の窓口負担の2割化をはじめとする改革案が、現役世代の負担軽減に繋がる制度設計となるよう強く求めていく考えを示した。また新型コロナウイルスの影響により、甚大な財政影響を受けた健保組合に対する財政支援が不可欠との考えから、拠出金負担の軽減をはじめとする財政措置を、今年度補正予算の予備費や来年度予算において実現するよう強く訴えていく方針を明らかにした。

第208回臨時総会 会長挨拶(PDF)

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