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健保ニュース 2019年10月下旬号

大阪で「健康みらいトーク」
皆保険のありがたさ再認識

「健康みらいトークin大阪」(健康保険組合連合会大阪連合会主催)が5日、大阪市内のホールで開催され、約510人が集まった。自民党の松川るい参院議員、国民民主党の矢田わか子参院議員、吉本新喜劇の末成由美さんと未知やすえさんの4人が「あなたはこれからの健康どうする!?」をテーマに対談した。

対談では国民皆保険制度の大切さが話題になり、外務省出身の松川氏は米国を引き合いに出して日本の皆保険の良さを強調したうえで、「高齢化や医療の高度化で医療費が増えるなか、これまでと同じようにやっていては(制度が)もたない。医療の無駄をなくすなど、持続させる工夫が重要だ」と述べた。

矢田氏は医療費の抑制策として、健康寿命の延伸や歯の健康を保つことに加え、後発医薬品の使用促進の必要性を指摘し、生活習慣病の治療に後発品を優先的に使用することで、医療費を年間3100億円削減できるとする健保連の試算も紹介した。未知さんは額の大きさに驚き、「周りの人に(後発品を使うよう)伝えたい」と話した。

末成さんは「笑いは健康のもとだが、まず健康でないと笑えない」と述べ、毎日を楽しむために少しでも運動習慣を身につけてほしいと語った。

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