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2017年8月合併号
加藤勝信厚生労働相は4日、同省講堂で職員に就任のあいさつをし、厚労行政を通じてすべての国民が活躍できる基盤作りに取り組む必要性を指摘したうえで、「国民が将来に希望を持てる日本を皆さんと一緒に築いていきたい」と述べた。
医科と歯科で1日点数が増加─28年社会医療診療行為別統計
厚生労働省が7月25日に発表した28年社会医療診療行為別統計で、医科と歯科は診療1日当たり点数が増加してレセプト1件当たり点数が前年から上昇したと分かった。薬価引き下げの影響を大きく受けた調剤は、処方せん受付1回当たり点数が減少してレセプト1件当たり点数が低下した。
加藤勝信氏が厚労相に就任─内閣改造
第3次安倍第3次改造内閣が3日に発足し、厚生労働相に自民党の加藤勝信衆院議員が就任した。加藤厚労相は社会保障について、「必要なサービスを確保すると同時に効果的、効率的にすることを通じて持続可能な制度を創る」と記者団に語り、医療・介護・障害福祉の30年度同時報酬改定を含め、充実と効率化の両面が課題との基本認識を示した。
27年度健診実施率は平均50.1%、健保組合73.9%
厚生労働省は7月31日、27年度の特定健診・保健事業の実施状況を公表した。特定健診の実施率は前年度比1.5ポイント増の50.1%で、初めて50%を超えた。このうち健保組合は同1.4ポイント増の73.9%となった。特定保健指導の実施率は、協会けんぽのシステムに支障が生じたことなどから、同0.3ポイント減の17.5%となった。