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2015年7月中旬号

健保連は3日に開催した第476回理事会で、26年度の健保連事業報告や健保連一般会計収入支出決算、各特別会計収入支出決算など23議題を審議し、いずれも原案どおり了承した。17日の総会に諮り、正式決定する。

健保組合負担増に財政措置を要請─大塚会長

健保連の大塚陸毅会長は3日の理事会で、後期高齢者支援金の総報酬割拡大や短時間労働者への健康保険適用拡大に伴い、健保組合の負担増に対する財政措置を政府に求める方針を示した。また、高齢者医療改革やさらなる医療費適正化を関係方面に粘り強く訴えていくと強調した。

厚労省が医療保険部会に当面の主要事項

厚生労働省は9日の社会保障審議会・医療保険部会に、当面の主要事項に関する議論の進め方を提示した。28年10月施行の短時間労働者への健康保険の適用拡大に伴う激変緩和措置や、28年度診療報酬改定の基本方針などを優先的に議論し、年内に結論を出す方針。

26年度黒字額は3726億円─協会けんぽ決算見込み

全国健康保険協会は8日、26年度の協会けんぽの決算見込みを公表した。医療分の収支差は、前年度黒字額の2倍にあたる3726億円で、5年連続の黒字決算。年度末時点の準備金残高は1兆647億円となり、1.6か月分を確保した。

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