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2014年12月上旬号
平成26年度の健保組合全国大会が11月26日、約4000名の健保組合関係者らが参集し開催され、▽前期高齢者医療への公費投入の実現▽高齢者医療費の負担構造改革と持続可能な制度の構築─の2大スローガンを満場一致で決議した。
26年度・健保組合全国大会 皆保険を次世代へつなぐ改革実現総決起大会
「平成26年度健康保険組合全国大会」が11月26日、東京・千代田区丸の内の東京国際フォーラムで開催された。「皆保険を次世代へつなぐ改革実現総決起大会」を副呼称に、①前期高齢者医療への公費投入の実現②高齢者医療費の負担構造改革と持続可能な制度の構築─をスローガンに掲げ、健保連・健保組合の主張を内外にアピールした。
改革実現へ先頭に立ち活動─大塚会長・基調演説
健保連の大塚陸毅会長は、26年度健保組合全国大会で基調演説し、大会を契機に活動を強化し、先頭に立ち取り組んでいくとの決意を表明。高齢者医療費の負担構造改革に合わせ、医療費抑制に取り組む健保組合の存在意義を内外に発信していくことの重要性を強調した。
2大スローガンを健保組合の総意で決議
大会には全国から約4000人の健保組合関係者が参集し、大会に掲げた2項目のスローガンを満場一致で決議した。決議は、全国の健保組合がとりまとめた決議書と合わせ、直ちに大塚会長から塩崎恭久厚生労働相への要請として、代理出席した原勝則厚生労働審議官に手交した。