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2014年7月下旬号
健保連は18日の定時総会で、25年度の健保連事業報告や一般会計および各特別会計収支決算など21議案を審議し、原案どおり了承した。また、原勝則厚生労働審議官が出席し、田村憲久厚生労働相のあいさつを代読した。
公費投入を最重点に要請展開─大塚会長
健保連の大塚陸毅会長は、18日の定時総会であいさつし、団塊の世代が前期高齢者に達し、前期高齢者納付金の増大が見込まれるこの10年間の公費投入のあり方が極めて重要な課題になると強調。高齢者医療への公費投入を最重点に要請活動を展開する考えを表明した。
社会保障制度改革推進会議が初会合
有識者で構成する政府の「社会保障制度改革推進会議」は17日、初会合を開き、団塊世代が75歳に達する37年の超高齢社会に向けて、社会保障改革を総合的に検討することを確認した。国民会議の報告書や社会保障改革プログラム法にもとづく改革の進捗状況を把握したうえで、37年を見据えた中長期的な改革論議に入る。
医療分は1866億円の黒字─25年度協会けんぽ決算
全国健康保険協会は10日、25年度の協会けんぽの決算見込みを公表した。医療分は1866億円の黒字を計上し、4年連続で1千億円を超える大幅な黒字決算となった。これに伴い、25年度末の準備金残高は6921億円となり、初めて法定の積立水準を超えた。
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