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2013年全国大会臨時号
平成25年度の健保組合全国大会が11月22日、約4000名の健保組合関係者らが参集し開催され、▽高齢者医療の負担構造改革と持続可能な制度の構築▽保険者機能を発揮できる健康保険組合方式の維持・発展─など、大会に掲げた4項目のスローガンを決議した。
25年度・健保組合全国大会
改革の実現と健康保険組合の存続なくして皆保険の維持なし!
「平成25年度健康保険組合全国大会」が11月22日、東京・千代田区丸の内の東京国際フォーラムで開催された。「改革の実現と健康保険組合の存続なくして皆保険の存続なし!」を大会の副呼称に、①前期高齢者医療への公費投入の早期実現②高齢者医療の負担構造改革と持続可能な制度の構築③持続性ある制度に不可欠な医療費適正化の推進④保険者機能を発揮できる健康保険組合方式の維持・発展─をスローガンに掲げ、健保組合・健保連の主張を内外にアピールした。
財政安定化が皆保険存続の道─平井会長・基調演説
健保連の平井克彦会長は25年度健保組合全国大会で基調演説し、皆保険制度の持続性を担保するには、保険者の財政の安定化が不可欠だと強調。前期高齢者医療への公費投入、医療費適正化を柱とする改革に取り組むべきだと訴えた。同時に保健事業の充実・強化を通じ、健保組合の存在意義・価値を広く訴えていく考えを示した。
4スローガンを健保組合の総意で決議
大会には全国から約4000名の健保組合関係者が参集し、大会に掲げた4項目のスローガンを満場一致で決議した。決議は直ちに平井会長から田村憲久厚生労働相への要請として、代理出席した榮畑潤厚生労働審議官に手交した。
大会決議の実現へ要請活動を展開
全国大会終了後、健保組合・健保連の代表者は大会決議の実現に向けて自民党の石破茂幹事長らを訪ね、強力な要請活動を展開した。また、各健保組合から寄せられた決議や理事長声明を加藤勝信内閣官房副長官に提出した。