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2013年 9月下旬号
厚生労働省は18日、「健康づくり大キャンペーン」の一環として、田村憲久厚労相を本部長とする「健康づくり推進本部」を省内に設置。推進本部の初会合で田村厚労相は、「厚労省をあげて国民の健康寿命の延伸に取り組んでいく」と決意を表明した。
データヘルス計画策定へ保健事業事例集─厚労省
厚生労働省は12日、26年度からの「データヘルス計画」の策定に向け、「被用者保険におけるデータ分析に基づく保健事業事例集」をまとめ、公表した。健保組合を中心に、データを活用した先駆的な保健事業の取り組みや効果など28事例を紹介している。
24年度概算医療費は1.7%増の38.4兆円
厚生労働省は10日、24年度の「医療費の動向」を公表した。24年度の概算医療費は前年度に比べ1.7%増加し、過去最高の38.4兆円に達した。延患者数に相当する受診延日数が前年度比0.9%減少したことにより、例年に比べ伸び率は鈍化した。
特養入所は要介護3以上に限定─介護保険部会
厚生労働省は18日の社保審・介護保険部会で、特別養護老人ホームの入所要件を要介護3以上に限定することを提案した。健保連の布施光彦副会長は、介護保険の持続可能性と重度者への給付重点化の観点から支持を表明。軽度者の自己負担引き上げも求めた。
「若者」の能力生かす社会へ─25年版厚労白書
田村憲久厚労相は10日、厚生労働白書を閣議に報告し、公表した。「若者の意識を探る」を白書の副題に据え、若者の意識調査などを踏まえ、結婚・子育て、雇用などの課題を分析。若者が未来に希望を持ち、積極的にチャレンジできる社会を築くための施策や方向性を提言している。