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2011年 7月下旬号

健保連は22日の定時総会で、22年度の健保連事業報告や一般会計収支決算など29議案を了承した。平井会長は組織をあげて一体改革に取り組むと強調。来賓としてあいさつした岡本厚労大臣政務官は、一体改革成案に則し、改革を推進していく考えを示した。

一体改革の全体像の明示を―平井会長………3

健保連は22日、第184回定時総会を開催した。平井会長は、政府・与党が決定した社会保障・税一体改革成案について、将来の全体像や負担構造などの明示、具体化を政府の緊急課題として取り組むことを求めた。また、健保組合・健保連が団結、連帯し、組織をあげて一体改革に臨む必要性を訴えた。

一体改革成案に則し議論を開始―医療保険部会………14

社保審・医療保険部会は21日、「社会保障・税一体改革成案」に則した医療保険制度の改革論議を開始した。受診時定額負担の導入や被用者保険の適用拡大などが論点となる見通し。来年の通常国会への改革法案の提出を念頭に、年内の意見集約をめざす。

24年度改定の「基本方針」へ議論―社保審・部会………20

24年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向け、社保審・医療部会は20日、医療保険部会は21日、それぞれ議論を開始した。政府・与党が決定した「社会保障・税一体改革成案」の改革に則した対応が課題とされ、12月をメドに「診療報酬改定の基本方針」を策定する。

累積赤字▲639億円に縮減―22年度協会けんぽ決算………27

全国健康保険協会は11日、22年度の協会けんぽの決算見込みを公表した。医療分の決算は、2540億円の黒字を計上。これを赤字の償還に充てることで、準備金の赤字は前年度末の▲3179億円から▲639億円に縮減した。

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