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2011年 7月中旬号
健保連は8日の理事会で、22年度健保連事業報告や一般会計収支決算、特別会計収支決算などを審議し、いずれも原案どおり了承した。一部の理事会決定事項を除き7月22日の総会に諮り正式決定する。
一体改革成案に懸念を表明―平井会長「談話」………3
健保連の平井克彦会長は7日、政府・与党社会保障改革検討本部が決定した「社会保障・税一体改革成案」に対する談話を発表した。「一体改革成案は、一部評価できる部分があるものの、目指すべき社会保障制度の姿、道筋が示されていない」として、懸念を表明した。
着実な改革の実現へ主張を展開―平井会長………5
健保連の平井会長は、8日の理事会であいさつし、6月30日に政府・与党が決定した社会保障・税一体改革成案は、医療保険制度の持続可能性が曖昧にとどまったとして、不満感を表明。今後、健保組合・健保連は、着実な改革の実現へ主張を展開するとともに、24年度予算編成の課題にも迅速かつ強力な対応で臨む考えを示した。
一体改革関連法案は24年以降に提出―細川厚労相………13
細川厚労相は11日、政府・与党の「社会保障・税一体改革成案」に則し、医療・介護保険などの関係法案を24年以降の国会に提出する意向を示し、社保審の関係部会などの審議スケジュールを提示した。与党や自治体との調整が難航している高齢者医療制度改革法案は、提出時期の明示を避けた。
精神疾患を追加し5疾病・5事業に―医療計画………21
社保審・医療部会は6日、「精神疾患」を医療計画に記載すべき疾病に追加し、25年度からの次期医療計画に反映させることを了承した。精神疾患患者の増加に対応する。これにより、医療計画にもとづく医療提供体制の整備目標は、従来の4疾病に精神疾患が加わり、「5疾病・5事業」となる。