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2011年 4月中旬号
6月の一体改革案策定へ―準備作業会合を設置………3
政府・与党は1日、東日本大震災の発生後、中断している「社会保障改革に関する集中検討会議」に代えて、当面、与謝野一体改革担当相を中心とする非公式の準備作業会合を設け、7日に初会合を開いた。6月に一体改革案を策定する当初方針に則し検討する。
健保連と協会けんぽが緊急要望―震災対策………9
健保連と協会けんぽは5日、「東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する緊急要望書」を細川厚労相に提出した。被災者への継続的な支援や各保険者の安定的な運営確保が図られるよう国に支援措置を求めた。
医療費適正化計画中間評価を公表―厚労省………13
厚労省は8日、20~24年度の5年間を期間とする第1期全国医療費適正化計画の中間評価を公表した。保険者の特定健診の実施率と取り組み状況の相関を調べ、実施率が高い健保組合を分析した結果、がん検診との同時実施などが有効に機能していることがわかった。
全総協会員組合の95%が赤字予算………27
全総協は3月29日、23年度予算概要の中間報告をまとめた。経常収支総額は▲1926億円で、会員255組合の95%にあたる242組合が赤字を計上した。平均保険料率は8.773%で前年度比0.366%上昇。33組合が協会けんぽの平均料率9.5%を超え、2組合は10%以上となっている。