10月号のご紹介

■特集※試し読みはできません

緊急鼎談　どうする⁉ 全世代型社会保障改革

政府は、人生100年時代の到来を念頭に、昨年9月に「全世代型社会保障検討会議」を立ち上げ、社会保障全般にわたる改革の検討を開始し、12月には医療、介護、年金など社会保障各分野の改革の方向性を盛り込んだ中間報告をまとめた。当初は、今年夏を目処に最終報告をとりまとめる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、年末に先送りされた。

しかし、少子高齢化の進展や医療費の増大等により、現役世代・企業の保険料負担はすでに限界となっているほか、新型コロナの感染拡大による景気や保険者財政の悪化が強く懸念される状況にあり、国民皆保険の堅持に向け、非常に重要な時期を迎えている。

そこで、本稿の特集では、“全世代型社会保障改革”をテーマに、健保連の佐野雅宏副会長、全国健康保険協会の安藤伸樹理事長、日本経済新聞社の吉田ありさ編集委員による緊急鼎談を開催し、医療保険制度の現状や課題、制度改革の具体的な方向性などについて議論してもらった。

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